ネパールより18日目(ムービー上映)

2019年6月1日〜2019年6月25日までネパールを旅した記録です。

▶︎「ネパールより」全話はこちらから

ムービー上映

今日は村での生活が最終日だ。

この村に来てから、本当にみんなに与えて貰ってばかりだ。

ホストファミリー、学校の先生と生徒たち、近所のおばあちゃん。

このまま日本に帰ったら、「みんな優しくて楽しかったな。」なんていう修学旅行並みの感想でこの村の生活が終わってしまいそうだ。

そんなのは嫌だ。

生徒たちに、お別れムービーを作ろうと思った。

ネパール 人は写真が大好きで、人が集まるとすぐ「写真撮ろう!」ってなる。

そんな感じで2週間もこの村で過ごしてたから手元には写真がたくさんあった。

「これでショートムービーを作ろう!」

そう思い立ってiMovieで写真を繋ぎ会わせて、BGMをつけただけの素人感丸出しのショートムービーを作った。

今日、学校でムービーの上映をして生徒たちを驚かせてやろう。

学校の授業が終わった後、ぼくは相変わらず下手くそな英語で
「今日は、学校に来る最後の日です。今日はみんなにお別れムービーがあります。」と言い、ガタガタの勉強机にMacBookを広げた。

エンターキーを押して、ムービーを再生させると。生徒たちは笑ったり、オーっと声をあげたり、それぞれのリアクションをとってくれた。

ムービーが終わりに差し掛かり、画面上に「thank you」の文字が表示される数秒前に一人の生徒が僕に言った。

「このパソコンゲームできないの?」

僕はめっちゃ悔しかった。
その生徒にとっては、自分が写ってるムービーよりも日本人が持ってるゲームに興味があるみたいだった。

ぼくは、この村でたくさん学んだことがあって、楽しいことがあって、みんなに感謝したくて、そんな気持ちが少しでも伝わればいいなと思ってムービーを作った。

だけど、技術や知識が稚拙であるがゆえに、生徒たち全員にぼくの気持ちは伝わらなかったみたいだ。
少なくとも、MacBookの魅力には勝てないようだった。

わかった。

約束だ。

いつか、君に何度でも見たいと思えるムービーや写真を届けてやる。

それまでぼくのこと覚えてろよ!バイバイ!

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