2019年6月1日〜2019年6月25日までネパールを旅した記録です。
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コトバ
僕は英語が得意じゃない。
おそらく多くの日本人が、英語に対して苦手意識を持っているのではないだろうか。
ネパール人はみんな英語が得意だ。と言うよりも英語が苦手だとは思っていない。
発音は聞き取りにくいし、文法も適当な人もいる。
それでもネパール人は何のためらいもなく英語で話しかけてくる。
ネパールにきてからは、現地の人とはほとんど英単語で会話している。
通じないこともたくさんあるし、それでトラブルになることもあった。実際タクシーのおっちゃんとかには多少カモられていたと思う。
ポカラの街でTシャツを買った時のことだ。
「どこから来た?」とTシャツ店の店主に聞かれ、
「ジャパン!」と答えた。
「いいね!お前英語上手だよ。」と店主。
この国の人は本当によく褒めてくれる。
「あんまり英語得意じゃないんだ。」と答えると
「俺は学校の先生だったんだぜ」と店主。
そこから、なぜか、ぼくの店主の英語とネパール 語の授業が始まった。
簡単な挨拶から、文法の話まで。
正直、ネパール語文法の話は全く理解できなかったけど、カタコトでのやり取りがあまりにも楽しかった。
この楽しいさは一体何だろう??
正体はきっと、新しいコトバを覚えることイコール世界を広げることだからだと思う。
他の言語を獲得すれば、コミュニケーションを取ることができる人が一気に増える。
今まで、知ることができなかった情報に触れることが出来るし、今まで出会えなかった人に出会うことが出来る。
そうだ、コトバを覚えよう。
英語もネパール語も日本語も。
きっと世界が広がるから。
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